漢字を10個書いても覚えない子は覚えないし5個でも1個でも覚える子は覚える。

繰り返し書くことで覚えられることは確かにある。

しかし

その「書く」という作業に困難を感じていたり、視覚記憶優先、記憶保持が困難な子供にとっては、同じことを何十回も書く作業は「苦行」でしかない。

10回書くところを5回にすると漢字ができなくなるという統計でもあるのだろうか。

「それを許すと、他の子も5回にしてくれとい言い出すから」

それを説明するのが教員の仕事である。5回なら5回でいいのでは?それなら全員5回にすればいいではないのか?そんなにみんな一緒でないと、というのであれば。

それなら、車いすや杖が必需品の子には、「いつか歩けるようになるために、少しずつ歩く練習しようね」と言ってほしい。

目が悪い子には、「眼鏡の度を下げて、裸眼でモノを見るようにしましょうね」と言ってほしい。

他の子とのバランスが、、というのであれば、この2つを言えばいいだけの話である。

 

 

 

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