【7】啓蟄初候 第七候「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」 

【7】啓蟄初候
第七候「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」

冬ごもりをしていた虫が目覚める(3月5日~3月9日)

◇植物
・わらび、ぜんまい・・・わらび(花言葉は 不変の愛・真面目) ぜんまい(花言葉は子孫の守護・夢)
*銭巻きから名前が由来するとも言われている。
・菫(すみれ)・・・スミレは100種類以上あり、色も様々であるが紫色がイメージとして強い。(花言葉は貞節・密かな愛・誠実)

◇魚
鰆(さわら)・・・西京みそを付けた西京焼きが美味。

◇行事など
事始(ことはじめ):旧暦の2月8日、1年の催事や農事を始める日。旧暦の12月8日の事納めと対。お事汁を食べる。

**季節を味わう
鰆(さわら)は名前のとおりに春の魚。西京焼きは有名だが、フライにしてもおいしい。くせがないのでムニエルなどもおすすめ。
啓蟄は、まさしく虫がもそもそと動き始めるころ。温暖化や家屋の暖房設備が整ったせいか、暦よりも早く虫の存在に気づくこともある。虫が苦手な人には、ちょっと厳しくなるかも。それでも季節を味わうには、河原や土手、公園などに行って、少しずつ植物が芽生えていた李、ソメイヨシノも確実に目が膨らんできているのを確認すると、春がやってきたことが実感できるはず。

 

 

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