【47】秋分次候 第四十七候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」

【47】秋分次候 第四十七候「蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)」
新暦9月28日~10月2日 頃 虫が隠れて土の穴を塞ぎ、巣ごもりの準備を始める。

◇植物
里芋(さといも)・・・見た目は華やかではないが、「愛のきらめき」「無垢の喜び」「繁栄」などあやかりたい言葉が並ぶ。植物形態として、
親芋からたくさん子芋ができるので、子孫繁栄の象徴になっている。
紫苑(しおん)・・・紫苑(しおん)は別名「十五夜花」とも呼ばれる。

◇魚
さんま・・・脂がのって、おいし季節。生臭身も強い方なので、魚が苦手な人はフライなどで食べると骨ごと食べられる。

◇季節を味わう
中秋の名月:
旧暦8月15日の満月。里芋の収穫時期「芋名月」。
芋茎(ずいき)祭りは収穫感謝の祭り。全国各地で芋煮会も催される。この時期の満月には、里芋の収穫への感謝を祈る。そのことから「芋名月」と言われることもある。
このあとにやってくる、旧暦8月13日の「十三夜」と合わせて月見をしたい。十五夜の月を見て、十三夜の月を見ないのは、片見月として忌み嫌われた。

この時期、中国では、この季節ならではの、特別な月餅がスーパーや商店街に並ぶ。

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