立春を迎えました。
日本語では「暦の上では春ですが・・・」といフレーズをよく使う。
実際は、まだ北陸、東北、北海道などの雪国は、まだまだ寒く、「寒の戻り」といって、また寒い北風が吹いたり、雪がドカッと降ったりもする。
でも、確実に春はやってくる。
12月の冬至のころは、最も太陽が出ている時間が短く、夕方4時にもなれば、薄暗くなって、物寂しさを感じるくらい。
2月ともなると、昼間の太陽も高くなって、晴れれば日差しも温かくなる。
3月には桃の花が咲いて、4月になれば桜が咲く。長い冬の鈍色(鈍色)の空からようやく解放され、雪国でも心躍る季節になる。
まさか、1年前と同じ状況になるなんて想像だにしなかったけど、花見なんて不謹慎、というのはやめよう。
季節の移ろいを感じて、空や花が美しいと思える気持ちがなければ、この未曽有の困難には立ち向かえない気がする。
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