立春次候 第二候「黄鶯睍睆(うぐいすなく)」 新暦2月9日~2月13日頃
春の到来を告げる鶯(うぐいす)が山里で鳴き始める季節。 うぐいすは「春告鳥」(春告げ鳥)とも言われています。
「ホーホケキョ」は求愛の鳴き声だそうです。和菓子屋には「うぐいす餅」が並びますね。
*植物
梅(うめ)・・・花言葉は気品・上品・忍耐)も甘い香りがする。万葉集にも多く詠まれています。昔は花見と言えば梅だったんですよね。
沈丁花(じんちょうげ)・・・(花言葉は永遠・不老長寿・不滅)は甘い香りからセンリコウ(千里香)とも呼ばれる。まだ残雪のあるころに、沈丁花の香りがすると、もうすぐ雪も解けて春が来る、と心待ちにしていた記憶があります。
*旬のもの
野菜・・・さやえんどう(花言葉は永遠の楽しみ・永遠の悲しみ)は色鮮やかでビタミンCが豊富。
魚・・・鰊(にしん) 4月頃、若竹の子が出回ると、我が家では身欠きにしんとタケノコの煮物を食べます。春先はタケノコも柔らかくておいしい。
卵が「数の子」。数が多いので、子だくさん、子孫繁栄の縁起物。にしんも「春告魚」です。
*行事など
全国各地で梅の花を見る催しが開かれる。日本三大庭園のひとつ水戸の偕楽園は梅の名所。
さて、姉が早生まれだったので、母は何とか4月1日以降に生まれれてくれればいいと必死に耐えた?らしいですが、もし3月に生まれていたら、
「梅子(うめこ)」にされたんだろうか・・・
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