17:霜止出苗(しもやみてなえいずる)

【17】穀雨次候 第十七候「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」

新暦4月25日~4月29日 頃 霜が降りなくなり、苗が育つ

**植物
蓬(よもぎ)・・・この時期に蓬を混ぜた草もちを食べるが、草の香りが邪気を祓うと言われる。別名「モチグサ」(花言葉は幸福・夫婦愛・不安)
躑躅(つつじ)・・・赤、白、斑入りなど、つつじの花もたくさん種類があります。庭木としても定番です。(花言葉は情熱・初恋・節制など)
**魚
いとより・・・体のわきに光沢がある淡い紅色のさかな。旬は春から夏。関西ではお祝膳にも出される。
栄螺(さざえ)・・・サザエのつぼ焼きなど、酒好きには好んで食される。「肝」の部分が苦いので、子どもは苦手ではないでしょうか。

**行事など
五風十雨・・・五日に一度、風が吹き、十日に一度雨が降るような天気のこと。そこから転じて、世の中が平穏無事、という意味にも。
温かくなって、本格的に農作業にも入る季節です。そろそろ田んぼに水が引かれ、朝夕には、土のにおいが漂ってくるのもこの季節ならでは。

 

 

関連記事

  1. 【69】小寒末候 第六十九候「雉始雊(きじはじめてなく) 」

  2. 7:蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)

  3. 【50】寒露次候 第五十候「菊花開(きくのはなひらく) 」

  4. 【16】穀雨初候 第十六候「葭始生(あしはじめてしょうず) 」

  5. 【1】立春初候   第一候「東風解凍(はるかぜこおりをとく) 」

  6. 【21】竹笋生(たけのこしょうず)

  7. 【14】清明次候第十四候「鴻雁北(こうがんかえる)」 

  8. 【9】菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。