子どもが成長して、身の回りのことが一通りできるようになったころ
洗濯物をたたむ、脱いだ服を洗濯機の中に入れる 朝起きたら、ふとんをたたむ などやらせる練習をしていた。
しかし
人によっては「そんなに厳しく言わなくてもいいんじゃない?」「そのうちやるわよ、大きくなれば」という反応。
もう一人でできるのに 先回りされ 子ども扱いされ 何も「させてもらえなかった」子供時代を過ごしてしまい その後は・・・・という人間を見ているがゆえに
「そうよね」とは言えなかった。
普通に考えれば、親は先に死ぬ。シビアだけど、それはいつなのかは残念ながらわからない。それは5年後か、10年後か、それとも明日かもしれない。
私の子育てのコンセプトは「明日、親がぽっくり死んでも、身の回りのことが一通りできる人間にしておく」こと。
いつまでも 親がなんでも手を出すのは、子供のため、ではありません。子どもの方から離れていく時がやってくるはずなので、そうなったら、手離すチャンス。
将来、子供が独立するときに、「いつまでも親に頼る大人」と「いつまでも子ども扱いする親」にならないために。
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