HSP

HSP(The Highly Sensitive Person)とは
音、光、におい、気圧の変化などに敏感な体質のことを言います。誰にでもそういう環境の変化が気にはなるものですが、HSPだと、日常生活に支障が出る人もいるようです。学童期は、幼稚園保育園、学校への行き渋りや不登校につながることもあることが指摘されています。いじめられているわけでもないし、先生や友達が嫌なわけでもないのに、学校や保育園に行くと、へとへとに疲れる、
自分でも理由がはっきりわからないからつらい・・・。と悪循環になります。

私が小学生だった、昭和の頃であれば、「根性がない」「怠けている」と、半ば脅されて、学校に通わされていたのでしょうが、今のご時世ではそうはいきません。もし、身近に前述のような方がいたら、一度、HSPではないかとお話しされていてはいかがでしょうか。今は本もたくさん出ています。また、発達障害と誤診されることもあるようですので、むだに悩む時間を減らすためにも、発達障害かどうかについては病院で、または児童相談所で相談されることをお勧めします。

本人がつらい、と感じる期間が長く、それを「気分的なもの」とか「わがまま」として周りの大人が接していると、子供の自己肯定感の低下につながることもあります。

それを少しでも軽くするためのヒントをお伝えします。