【21】立夏末候 第二十一候「竹笋生(たけのこしょうず) 」
新暦5月15日~5月20日 頃 たけのこが生えてくる
**植物
・筍(たけのこ)・・・成長が極めて早く美味でもある。「雨後の筍」は続々と生えてくることから生まれた諺。
(花言葉は、節度・節操)
・雛罌粟(ひなげし)・・・別名「虞美人草(ぐびじんそう)」。(花言葉は、慰め・労り・別れの悲しみ)
**魚
・あさり・・・酒蒸しやみそ汁など美味。
**行事など
葵祭・・・京都の下鴨神社で行われる。京都三大祭りのひとつ。毎年多くの観光客でにぎわう。
参列者は植物の「アオイ」を身に付ける。
タケノコというと、私の家では身欠きにしんとタケノコの煮物がこの時期の定番のおかず。お弁当のおかずにもなるし、新物のタケノコは柔らかくて本当においしい。にしんが流通している地域でないと、なかなか気軽に作れないのが残念。
もう30年近く前、北京への留学中、あえて魚を食べたいとは思わなかったけれど、この、「身欠きにしんとタケノコの煮物」は無性に食べたかった記憶があります。刺身なんかは北京市内の日系ホテルにいけば、食べられたのですが、タケノコも身欠きにしんも手に入らないものだっただけに、余計に食べたいと思っていました。身に染み付いた味覚は、大人になっても忘れないものです。
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