19:鼃始鳴(かわずはじめてなく)

【19】立夏初候 第十九候「鼃始鳴(かわずはじめてなく)」

新暦5月5日~5月9日 頃  田畑でカエルが鳴きはじめる

**植物
人参(にんじん)・・・人参(にんじん)は栄養豊富で免疫力を高める。(花言葉は、幼い夢)
藤(ふじ)・・・藤の花は春と夏にまたがって花咲くことから、別名「二季草」と呼ばれる。(花言葉は、王者の風格・富貴・誠実)
柏(かしわ・・・柏は新芽が出るまで葉が落ちないので家系が絶えない縁起もの。 (花言葉は、勇敢・独立・自由)

**魚
金目鯛(きんめだい)
**動物
蛙(かえる)、時鳥(ほととぎす)
**行事など
端午の節句:邪気祓いに菖蒲湯に入り、柏餅を食べる。また、この時期は、田植えのピーク。そして小さな小さなアマガエルがあぜ道のあちこちにみられるようになります。実家は行くが多い地方なので、一家総出で田植え作業に勤しむ光景を見ると、いよいよ「本格的な春だ」と思ったものですが、暦の上では、もう「夏」。以前は、端午の節句には、大きなこいのぼりを軒先に立てるのが当たり前でしたが、最近はめっきりみられなくなりました。これも少子化の影響でしょうか。こういう風習が廃れていくのも仕方ないかもしれませんが、季節の感覚だけは失いたくないなと思います。

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