霞始靆(かすみはじめてたなびく)

【5】雨水次候
第五候「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」 新暦2月24日~2月28日頃
野山に春の霞がたなびく

 

*植物・・・からし菜、猫柳(ねこやなぎ)

からし菜は和辛子の原材料となる。バッチフラワーレメディの21番マスタードに相当する。(花言葉は平静・無関心・冷淡)

猫柳は春一番に開花する柳。犬の尾にも似ていることから別名「エノコログサ」。(花言葉は自由・率直・解放的)
猫柳を触るとふわふわして気持ちいいです。…花粉症の人はくしゃみが出そうですが。

*魚・・・白魚(しらうお)、睦(むつ)

*行事など・・・野焼き:京都の大原、山口の秋吉台など。

春は「霞(かすみ)」、秋は「霧(きり)」、夜は「朧(おぼろ)」と区別する。ざっくり言うと、3つともほぼ同じ現象だけれど、わざわざ季節や時間帯で分けているところが日本ならでは、といっておこう。

こういうことで勉強していくと、気象学、古典文学、植物、なんかに詳しくなって、学校の勉強も楽しいと思うんだけどな。

 

 

 

 

関連記事

  1. 【45】白露末候 第四十五候 玄鳥去(つばめさる)

  2. 【35】「土潤溽暑(つちうるおいてむしあつし)」

  3. 【51】寒露末候 第五十一候「蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)」 

  4. 【17】穀雨次候 第十七候「霜止出苗(しもやんでなえいずる)」

  5. 【15】清明末候 第十五候「虹始見(にじはじめてあらわる) 」

  6. 【9】菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

  7. 【62】大雪次候 第六十二候「熊蟄穴(くまあなにこもる) 」

  8. 【41】処暑次候  第四十一候「天地始粛(てんちはじめてさむし)」

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。