18:牡丹華(ぼたんはなさく)

【18】穀雨末候 第十八候「牡丹華(ぼたんはなさく) 」

新暦4月30日~5月4日 頃 牡丹の花が咲く

**植物
こごみ・・・こごみは山菜。天ぷらなどにして食すと美味しい。ゆでてアクを取り、マヨネーズで食べるのもおいしい。みそ汁にもおすすめです。
      地域によっては、「こごめ」というところも。
牡丹(ぼたん)・・・牡丹は「百花の王」として特に中国で愛されている。「立てば芍薬 座れば牡丹」ともいうように、美しい人を例える時にも使われる。(花言葉は王者の風格・富貴・誠実)また、香水の原料にも使われます。良い香りがしますね。
藤(ふじ)・・・藤の花は春と夏にまたがって花咲くことから、別名「二季草」と呼ばれる。(花言葉は王者の風格・富貴・誠実)藤の花も良い香りがするので、藤棚の下には、その匂いにつられて、たくさんの虫が寄ってきます。
**魚
栄螺(さざえ)・・・サザエはつぼ焼きもおいしいですが、つくだ煮にして、ごはんと和えると「サザエごはん」になります。こちらもおいしいです。

**行事など
八十八夜:立春から数えて八十八日目の夜。この日に摘んだ茶葉は長寿の薬と言われる。

♪夏も近づく 八十八夜 野にも山にも若葉が茂る あれに見えるは茶摘みじゃないか ~♪という歌もあります。この時期、お茶の産地の風物詩です。

 

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