【8】啓蟄次候 第八候「桃始笑(ももはじめてさく)」 

【8】啓蟄次候
第八候「桃始笑(ももはじめてさく)」桃のつぼみがほころび花が咲き始める (3月10日~3月14日)

◇植物
・新玉ねぎ・・・玉ねぎはその生命力の強さから、古代エジプトから活用されている。(花言葉は不死)
・桃(もも)・・・桃は桃太郎などの昔話に代表されるように強い邪気払いの力や霊力があるとされている。豊かさの象徴でもある。(花言葉は恋の奴隷・辛   抱・忍耐・長命)また、この時期の雪解け水を「桃花水」と呼ぶ。

◇魚
さより・・・さよりもさわらと同じく、春の魚。
ほたるいか・・・ホタルイカは「沖漬け」

◇行事など
春日祭:3月13日に奈良の春日大社で行われる。

**季節を味わう
市場では新玉ねぎが出回る。皮が薄く、水分を多く含み、実が柔らかいので、生でサラダなどにしても食べやすい。薄くスライスして、鰹節とお醤油をかけて、ごはんのお供に。皮をむいて、丸ごと茹でてコンソメで味付けした「新玉ねぎのスープ」にすると、パンにもよく合う。また、これをベースにカレーにする方法も。年度末で忙しい時は、皮をむいてレンジでチンしてから冷凍しておくと、火の通りも早くて便利ですよ。
桃の花は邪気払いの力があるとされ、京都の晴明神社では、安倍晴明像とともに、桃の像もある。

 

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